本作は、日本の“食”を支える第一次産業(yè)にスポットを當てた「種まく旅人」シリーズ第4弾。石川県金沢市の伝統(tǒng)野菜である加賀れんこんをテーマに、後継者不在に悩む農業(yè)の現実と農業(yè)で活躍する女性、通稱「農業(yè)女子」の姿が描かれる。
　　大學卒業(yè)後、大阪?堺市で銀行マンとして働く山田良一にある日、故郷の金沢でれんこん農家を営む母から「父親（竹市）が脳梗塞で倒れた」と電話が入る。父、竹市が倒れたことにより、畑を引き継ぐか売卻か二択を迫られる良一。結婚を考えている戀人、凜のこともあり、なかなか決斷できない。戸惑いながらも父に代わって畑へと向かう良一の姿に、不安と苛立ちを募らせる凜。一方、農林水産省かられんこん農家の視察として神野恵子が金沢へとやって來るのだった。